『バカをつくる学校』 ジョン・テイラー・ガット著
絶版なのが本当に残念。図書館で借りて読んだ。
ガット氏の主張を要約させてもらうと、
●義務教育の真の目的は「従順な労働者」を育成するのが目的であり、そこになじめないのはとっても正常な事。
●義務教育レベルの学力なんて実は100時間足らずで身につけられる。
つまり家で勉強するだけであっという間に身につけられる。
だから、学校で精神病むより家で勉強すればいいよ。
実際、義務教育という形態は、1850年ごろマサチューセッツ州で考案されたもので、大昔から続いてきたものではない。
1850年に使われていた5年生の算数や作文の教科書を見てみると、その内容が
現在の大学レベルに相当することがわかる。
つまり、学校の真の目的は「基礎学力の養成」などではない。
こういう事言うと「友情を学ぶ」とか「協調性を育む」とか「体育で体を動かす」とか
そういうのが大事なんだ!とか言う人必ずいるけど、そうだろうか。
全部、学校行かなくて出来ることである。
とりあえず、ちょっとでも興味持ったらぜひ自分で読んで、考えてみてほしい。
近くの図書館になかったら、国会図書館行けば必ず読めると思う。