『錦織圭 15-0』 神仁司 著
昨今の錦織フィーバーに乗っかって書かれたものではなく、
2008年出版。まだ錦織選手が18歳の頃に書かれた本。
いやー、まず、お父様の知的レベルがすごい。
(以下p.234より引用)
「基本的に圭は土台を少しずつ構築し、登っていく現実主義です。
でもそれだけで登れる山ではないので、何かツルのようなものを探しながら
落ちたり上がったりすればいい、と親としては夢を見ています。このツルが
何なのかは圭の能力と運命、それに私達のわずかな理性で決まると感じています」
私の親はこの言葉の意味わかんないだろうな。
いつも子供に「育てた恩を返してもらう」事ばかり考えて押し付けてくる
低脳ペアレンツだったから。
やっぱしっかりしてる人の親はしっかりしてるんだよね。
まあ親ネタを書き出したらキリがないくらい突っ込み所満載すぎる両親なので、
今はもう遠くに住んでて連絡も絶ってるので、このブログで書くつもりはないです、
というかどうでもいい。
ただ、この本を読んで、やっぱ親の知性ってすっごく大事だよなぁ・・と
改めて思ったのです。
ワロタ箇所は、ジュニア時代に海外でクレーコートが雨で濡れてた時、
砂とガソリンをコートにまいて引火させて乾かしていたのを見て驚愕した、という
エピソード。日本じゃありえないよね。笑