結局、未熟な人が毒親になる。
よく、「毒親になる人は、自身も虐待されて育っている」みたいな話があるけど、
こういうのアホかと思う。
実際には、「自分は辛い思いしてきたから、子供には幸せになってほしい」と思う人も
ごまんといる。これは綺麗ごとじゃなくて、こういう人はたくさんいる。
じゃあ何で「自分も辛かった⇒だからお前も不幸になれ!」となる人と、
「自分は辛かった⇒だからあなたは幸せになって」となる人に分かれるのか?
それは単に、その人が「人間としてどれだけ成長できたか」で決まる。
よく「毒親になってしまう原因」として、書籍などでは、戦争や貧困なども挙げられる
けど、これもまた、そういう経験をした人が全員毒親になってしまうわけではない。
「幸せっていうのはスキルで、自分で磨いて獲得していくもの」みたいなのをどこかで
読んだけど、それは本当だと最近思う。
スポーツでいうメンタルトレーニングも、毎日欠かさず行って身に着けていくもので、
それと同じように、日常の思考回路も、要はメンタルトレーニングなんだと思う。
けど、そういう考え方はかなりの努力を要するので、結局、そういう努力を放棄した
未熟な人間が親になると、毒親になる。
そしてこういう人は、「自分の努力次第で幸せになれる」事を心底信じていないので、
一生「私は運が悪い」とか言い続けて、幸せになれずに天に召されるのである。合掌。